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「柳崎の住まい」内周部型枠【川口市新築工事】
タイトモールド
配筋工事が終わると、
いよいよ基礎工事も終盤へ
こちらの現場では、床下断熱ではなく、基礎断熱工法を採用しました。
私はシロアリの心配とさいたま市周辺では外側に断熱材は無くてもいいのではないか
という考えから、基礎断熱工法の場合は内側のみにしています。
本来は、外側も断熱枠があってのタイトモールドを
司コーポレーション様のご協力のもと、内部の型枠を断熱型枠にしました。
【司コーポレーションHPはこちらから】
住宅の断熱&換気システムの建築資材 司コーポレーション株式会社 (tsukasa-corp.co.jp)
通常の重い鋼製の型枠だと、
ベースのコンクリート打設した後
1.鋼製型枠を積んで運んで→2.運んで降ろして→3.剥離剤塗って→4.据付けて→5.立上りのコンクリート打設して→6.外して→7.積んで→8.降ろして→9.掃除して
私も以前に基礎工事の手伝いをしたことがありますが、結構な重労働で・・・鋼製のものを持つという事が、人にとってかなりキツイ・・・
ですが、外枠(木製枠)+タイトモールドだと、
ベースのコンクリート打設無し
1.木枠積んで→2.運んで降ろして(大工工事)→3.据付けて(基礎工事)→5.ベース・立上りのコンクリート打設(一発打ち)→6.外して(基礎工事)→7.木枠積んで・運んで(大工工事)
↑4.タイトモールド(専門業者・枠を外すことなし)
人は、同じ重さでも、鋼製のものより、木製のものを運ぶ方がカラダが楽ですし、
重労働の基礎工事に携わる職人が減っていく中で、
労働の低減を得意分野の業種がそれぞれ分担すれば
基礎工事の大変さが分散し、お互いが協力していけるのではないかと
今回このような形で施工しました。
また、この施工方法だと容易に一般的な基礎施工方法よりも
強度が強いと言われてるコンクリート一発打ちが可能ですし、
工期の短縮につながり、継ぎ目がないのでシロアリ被害の低減にも繋がるのがメリットです。
鋼製の型枠もリサイクル出来ますが、木製も使い捨てではなく、リサイクル出来ますのでSDGsに繋がります。
基礎工事完成まで、あと一息
鳶職の方、暑いですがしっかりとした工事していただきありがとうございます。
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・床:無垢杉板
・壁:木摺り+漆喰、石膏ボード+漆喰、石膏ボード+ウォーロ、杉板張り
・天井:杉板張り
場所:さいたま市中央区円阿弥6-4-10
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このブログを書いた人
有限会社安田工房 営業・設計・監理・大工 安田善行(1978年生まれ)
趣味:キャンプ・薪ストーブで火遊び・一人飲み・モノづくり・季節ごとの遊び
大工歴:23歳から
家族構成:妻(一緒に仕事している女性)、娘(テニスしている中学生)、息子(サッカーしている小学生)の4人家族
今できる幸動 ・仕事(モノづくり、最近は営業・設計・管理がほとんど、その前は大工工事から全て)
・地元消防団(最近は良いことで火事が無い)
・キャンプ(そろそろソロキャンプかな)
・家族旅行(年一回は知らない所に行きたい)
・食の大切さを伝える(自ら苦しい思いをしたので、興味ある人には伝えています)
・想像と考動(ひらめきを大切に・形に)
資格:二級建築士・一級大工技能士・耐震診断士・既存住宅状況調査技術者・住宅省エネルギー施工技術者講習会修了
・住宅省エネルギー設計技術者講習会修了・自立循環型住宅設計講習温暖地版修了・自立循環型住宅設計講習改修版修了
家づくりのモットー:自ら住みたくなるような家づくり・家直し
モノづくりのモットー:使いたいものを形に
メディア:建築知識ビルダーズ NO.47住宅トレンド解剖図巻に掲載