父親の職業が大工であった事もあり子供の頃からものづくりが好きで小学生の頃は木製の貯金箱や小さな木箱などを墨付けから鋸をもって刻み釘を打って組み立てて最後はペンキ塗りまでいろいろ作っていました。

普通科の高校を卒業後機械関係の大学校に入学しましたが、やはり建築を学びたいと思い一年後再度受験し建築系の大学校に入学。4年間木造からＲＣ造・鉄骨造・家具まで学び卒業後、さいたま市内の工務店・こもだ建総に入社。23歳から修業を始めて36歳までの専属の大工として見習いから社内棟梁までの13年間過ごしました。

社内専属棟梁では、家をつくっているというよりつくらされていると思うようになり、本当の棟梁とはどういうものか。自分の作品とはどういうものか。様々な仕事をしているうちに疑問を抱くようになり、昔いた地元の大工さんが家をつくって直していたのが自分の理想の家づくり・家直し・家守りと思い父親が経営する㈲安田工房に籍を移し理想の大工を追い続けています。

今まで培ってきた技術と経験と知識を最大に活かせる家づくりとは何か。それは木の家づくりです。新築・木の家や住宅リフォーム・リノベーション・簡単な大工仕事も時には家具も自然素材を活かしたものづくりの提案・提供をさせていただきます。
私達は、「高級そうな食材を集めて綺麗で高価なフルコースを提供するのではなく、新鮮な無農薬の栄養のあるオーガニックな食材でつくる美味しい郷土料理」の家づくりを目指しています。

また全て自然素材にこだわるのではなく、予算等に合わせた家づくり・家直し・家守りをすることによりお客様に喜んでもらえるものを提供するのも我々地場の工務店の仕事と思っています。

自然素材でつくる健康住宅をつくりたいという思いから「食」への関心が高まり「食」と「住」のオーガニック化の提供・提案をしています。
その一つに地域貢献プロジェクト「食育セミナーさいたま」を開催しています。