自然材工房 the organic base

ブログ

建築現場から

階段をつくる

手づくりの階段

 

只今、進行中の白鍬リノベーション現場では、階段工事の真っ盛り。

階段の出来を左右する、刻みが行われています。

 

素材が、自然なもので家をつくるとなると、ほとんど、手作りになります。

ここに「家づくりは手作り」なのでは?と疑問を感じる人もいるかと思いますが、

そうでないものが世の中には沢山あるので、見分けが付かない人も多いのではないかなと思います。

 

階段の板を支える板

ササラ桁:階段の板を支える板

 

板に溝が掘ってあり、筋みたいな模様が見えます。

ここに、階段を登る時に踏む板材をはめていきます。

この溝の墨付け(線を引く事)刻み(溝を掘ること)には、

技術と知識と経験が必要です。

 

今ではプレカットと言って工場で作ることも出来ますが、

プレカットだと組み立てるのに頭を働かせないといけなく

身体で覚えている大工さんにとってちょっと大変なこともあるので、

現場で手作りで造った方が、身体が覚えていることで心身ともに疲れにくく

応用が効くので、なるべく手刻みと呼ばれる手作りでつくっています。

(時と場合によっては、プレカットも採用)

このように、手間暇かけてつくった階段は、

家の中に大きな存在になってくれると思います。

完成が楽しみです。

階段の形が見えてきました。

 

 

「住む人・つくる人の心を活かす家づくり」

今期(7月)からの、自然材工房の社訓

 

色々な仕上げ材がありますが、予算などをふまえながら

なるべく自然素材で仕上げています。

自然素材で仕上げるといいところは

  • 空気がキレイ
  • 湿気が籠らない
  • 目に優しい
  • 残材の処分が楽

 

デメリットは

  • 予算が嵩む
  • 工期が長くなる

 

自然素材で造る家づくりは楽しいし

住む人に優しく、地球に優しいので

いつもこの方向をお勧めしています。

 

そのような自然材工房の家づくりを体感したい方は、こちら↓にお越しください

 

コンセプトスタジオ【the organic base】のご案内

さいたま市の健康住宅
自然材でつくる家づくり【さいたま市工務店】
私達は、自然素材がもっている「質」を有効に使うことで得られる
「質のいい暮らしと空間」を提案指せていただいています。

そんな、自然材の良さを感じられる、心地よい空間の弊社コンセプトルームに遊びに来ませんか。

【コンセプトスタジオ】

心育む丸ごと自然素材の空間

・断熱材:セルロースファイバー ウッドファイバー

・床:無垢杉板

・壁:木摺り+漆喰、石膏ボード+漆喰、石膏ボード+ウォーロ、杉板張り

・天井:杉板張り

場所:さいたま市中央区円阿弥6-4-10

見学希望される方は、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

このブログを書いた人

 

自然材工房/有限会社安田工房 営業・設計・監理・大工 安田善行(1978年生まれ)

趣味:キャンプ・薪ストーブで火遊び・一人飲み・モノづくり・季節ごとの遊び

大工歴:23歳からこもだ建総で見習い修行→社内棟梁

家族構成:妻(一緒に仕事している女性)、娘(テニスしている中学生)、息子(サッカーしている小学生)の4人家族

今できる幸動  ・仕事(モノづくり、最近は営業・設計・管理がほとんど、その前は大工工事から全て)   
        ・地元消防団(最近は良いことで火事が無い)
        ・キャンプ(そろそろソロキャンプかな)
        ・家族旅行(年一回は知らない所に行きたい)         
        ・食の大切さを伝える(自ら苦しい思いをしたので、興味ある人には伝えています)
        ・想像と考動(ひらめきを大切に・形に)

資格:二級建築士・一級大工技能士・耐震診断士・既存住宅状況調査技術者・住宅省エネルギー施工技術者講習会修了   
        ・住宅省エネルギー設計技術者講習会修了・自立循環型住宅設計講習温暖地版修了・自立循環型住宅設計講習改修版修了

家づくりのモットー:自ら住みたくなるような家づくり・家直し

モノづくりのモットー:使いたいものを形に

メディア:建築知識ビルダーズ NO.47住宅トレンド解剖図巻に掲載