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家づくりの値段の考え 【さいたま市家づくり】
お金では買えない価値=健康・豊かさ
何事もどうしても値段から入ってしまうのは誰しもあると思います。
私もその様なときも多々ありますが、建築屋の仕事をしていると、値段の高い・安いの基準が変わってきます。
食材でも建材でも値段相応の質の材料なのですがほとんどの方は、安いもの基準で考えるために
素材のが良くても、値段が高いとまずは「高い」と思うわけです。
本来の高いは、悪い素材に高い値段がついたらこれは「高いもの」となるわけで
数字だけで高いと言ってしまうのは、
素材を見ないから・見たことないから・みんながそう言っているからなど
安いものでも高いものでも、判断する以前にそのものの価値の付け方がただわからないだけだと思います。
建築の工事は、値段に0が付く数が違うので、どうしても値段から見てしまいますが
素材から見て判断すると、安価な素材で行った工事も、良い素材で行った工事も納得いくはずです。
で、この素材の善し悪しが、住む人の生活の豊かさに結びつきます。
A:質の悪い素材(一般的に言われる安い材料)でコストを掛けずに工事をしたら、
劣化が早く来て直さないといけないんだけど、なんだかんだでそのままにして
挙句の果てにボロボロになってしまい修理不可能か高い修理費を払う事に。
安い材料は、健康のリスクが潜んでいるので、もしかしたら住んでいる人が「病」に侵されてしまうことも。
国は騙すことしないとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが・・・
シックハウスや化学物質過敏症は、ひそかに増えているので気を付けなければいけない家です。
B:逆に質の良い材料(一般的に高いと言われる材料)で工事をしたら
丈夫で長持ち・劣化が味わいになり長く使っていられる・メンテナンス不要・交換不要・修理容易・交換可能
質の良い材料の私の基準は「オーガニック」であること
なので、食でも住宅建材でもどちらも健康に導いてくれることが最大のメリットです。
デメリットと言えばキズや擦れぐらい。Aの場合もキズや擦れがありますがボロボロになるのが早い。
では、家の値段に当てはめていきますと
Aの仕様の家で延床面積が35坪の家とBの仕様の家で延床面積が25坪の家の値段が
同じ総額2400万円だったとしたらあなたはどちらにしますか。
坪単価が安くて広い方か坪単価の高くて狭い方か
Aの仕様の家で延床面積が35坪で1800万円の家とBの仕様の家で延床面積が35坪の2800万円の家
あなたならどちらにしますか。
坪単価が安い方か坪単価が高い方か
家に品質を求めないなら別ですが、こうやって数字だけを見ると良い家はどちらかわかりません。
では、何を基準に家を決めたらいいのか
それは、家が与えてくれるものと与えてはいけないものを考えること
家が与えてくれるもの
家族の命を守る・家族団欒を過ごす場所・温かさ・涼しさ・適度の湿度・ストレスフリーの生活・健康・幸せ・豊かさ
家が与えてはいけないもの
寒さ・暑さ・乾燥・身の危険・病気など家が与えてくれるべきものの真逆のもの
全て絶対ではないのですが、今までの経験などからこのようなことが考えられますし
Aの状態で困った人をたくさん見てきたり何とかしてきたりして
これからは、Aの状態の人をなるべく増やさないようにしようと新築でもリフォームでもアドバイスしています。
この提案を受け入れてくれた方を見ると、満足度が違う気がします。
まず、家をキレイに保っている方が多い。もともとキレイ好きの方もいるかもしれませんが
ごちゃごちゃしていた家を、Bのような工事リフォーム工事をした後はキレイに使ってくれてたりして
そのような方々は暮らしに満足しているのかも知れません。
その様な良い事例を見てきたので、お客さんには工事をきっかけに良い暮らしをしてもらいたいので
弊社は、どのような場合でもまずはBの提案もしくは一言助言をしています。
お金では買えない価値を家に求めることが出来るならば、それを満たしてくれる家づくり・家直しをすることをおすすめします。
弊社では、最小プラン21坪全て込み2100万円~、30坪以上で全て込み2400万円から健康で豊かな生活を送れる家づくりをしています。
また、耐震補強工事を兼ねたオーガニックリフォーム・リノベーションも可能です。