耐震補強
設計
耐震補強設計 |
耐震診断で調査した結果を上部構造評点として判定します。
上部構造評点方法
建物が地震の揺れに対抗できる力(現状) ÷ 建物に必要である地震の揺れに対抗できる力(理想)=上部構造評点
上部構造評点 1.5以上 1.0以上1.5未満 0.7以上1.0未満 0.7未満 |
判定 倒壊しない 一応倒壊しない 倒壊する可能性がある 倒壊する可能性が高い |
リフォーム・リノベーションを兼ねた耐震補強工事であればそれらの計画と合わせて、基本的に建物の現状維持の場合はお施主様の
希望や現況を把握して上記の評点1.0未満の場合においては評点を1.0を目標にバランスの取れた補強設計をします。
評点1.0以上での場合、評点1.5への耐震補強設計も可能です。
目標値に向けての設計手法は基礎の新設・打増しや既存の壁を耐力壁に補強・耐力壁の増設・水平構面の増設などを
検討と基礎・土台・梁の有無ふまえながら耐力壁のバランスと強度を考慮し耐震補強設計をいたします。
例えば、お客様の負担の軽減できるような天井と床はそのままにして壁だけを解体し補強する方法(㈱住宅構造研究所ガーディアンウォール工法又はガーディアンシールド工法)を検討したり、
予算や必要に応じて床・壁・天井を解体し筋交い材を入れる方法、基礎補強も必要となると部屋全体を検討しなければなりません。
耐震補強される建物の状況とお客様の生活を考慮しながら適切な設計と補強工事計画を行います。
ただ、耐震診断は解体して診断するものではないために確認できない箇所が多々あります。
もし、何らかの構造部材がなかったとしたらその都度、設計変更もしくは追加工事で対応していきます。その場合は別途費用が発生いたしますが、
遅かれ早かれ耐震には必要不可欠な費用ということでご理解していただいています。
耐震補強設計費用 |
現場監督+申請業務 延床面積30坪程度の場合
耐震診断からのご依頼の場合 |
⇨ | 耐震診断費用+20万円+消費税 |
その他の場合 例:さいたま市耐震診断士無料派遣制度を利用 |
⇨ | 30万円+消費税 |