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建築現場から
屋根瓦補強工事【さいたま市中央区】
ラバー工法
今では全ての瓦を釘で固定していますが、築40数年の住宅の屋根瓦は、所々しか止まっていません。
このような屋根瓦は多く存在し、台風の通り道によって、または風向き次第では
屋根瓦が飛ばされてしまうという事も考えられます。
実際に2019年の関東への台風直撃で千葉県では、屋根が飛ばされてしまった家屋が多く見られました。
そのような台風被害から逃れるために、屋根瓦をラバー工法による補強工事を行いました。
ラバー工法は、一枚・一枚を変性シリコンコーキングで接着し、屋根瓦を一体化することで、
下からのあおり風によって、順々に瓦が飛ばされるのを防ぐ目的の工法です。
全ての瓦を降ろし、吹き替えるのも考えられますが、
予算と今後の予定などを考慮して比較的安価なこのような方法を、ご提案させていただきました。