自然材工房 the organic base

ブログ

ものづくりの想い

「木」を無駄なくつかう

羽目板

羽目板と言われる板は、

正面から釘で留めること無く、取り付けられるように

段差なく晴れるように、

凸凹の形した実という加工がされています。

これによってきれいに早く張ることができます。

厚みによって違う凸凹の実(さね)

 

板は余る

現場でこの実(さね)付き板を張ると

どうしても数枚余ったり、切り落としが出てしまう。

木が好きな人にとっては「勿体ない」の一言

でも、中途半端に余っては使い道がなくなる。

なぜなら、打ち付けられる下地の間隔は、

決まっているので、やたらに張ることが出来ない。

 

実を落として

そこで、「もったいない」ということから

実を落として同じ幅にして、石膏ボードを下地として張り

タイルの様に張れるようにして張ってみました。

木のタイル壁の出来上がり。

手間は掛かりますが、

木が好きな私たちにとっては

無駄なく木を活かせるので、

満足な仕上げになりました。

木のタイル壁

 

 

自然素材で仕上げるといいところは

  • 空気がキレイ
  • 湿気が籠らない
  • 目に優しい
  • 残材の処分が楽

 

デメリットは

  • 予算が嵩む
  • 工期が長くなる

 

自然素材で造る家づくりは楽しいし

住む人に優しく、つくる人・地球に優しいので

いつもこの方向をお勧めしています。

 

 

コンセプトスタジオ【the organic base】のご案内

さいたま市の健康住宅
自然材でつくる家づくり【さいたま市工務店】
私達は、自然素材がもっている「質」を有効に使うことで得られる
「質のいい暮らしと空間」を提案指せていただいています。

そんな、自然材の良さを感じられる、心地よい空間の弊社コンセプトルームに遊びに来ませんか。

【コンセプトスタジオ】

心育む丸ごと自然素材の空間

・断熱材:セルロースファイバー ウッドファイバー

・床:無垢杉板

・壁:木摺り+漆喰、石膏ボード+漆喰、石膏ボード+ウォーロ、杉板張り

・天井:杉板張り

場所:さいたま市中央区円阿弥6-4-10

見学希望される方は、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

このブログを書いた人

 

有限会社安田工房 営業・設計・監理・大工 安田善行(1978年生まれ)

趣味:キャンプ・薪ストーブで火遊び・一人飲み・モノづくり・季節ごとの遊び

大工歴:23歳から

家族構成:妻(一緒に仕事している女性)、娘(テニスしている中学生)、息子(サッカーしている小学生)の4人家族

今できる幸動  ・仕事(モノづくり、最近は営業・設計・管理がほとんど、その前は大工工事から全て)   
        ・地元消防団(最近は良いことで火事が無い)
        ・キャンプ(そろそろソロキャンプかな)
        ・家族旅行(年一回は知らない所に行きたい)         
        ・食の大切さを伝える(自ら苦しい思いをしたので、興味ある人には伝えています)
        ・想像と考動(ひらめきを大切に・形に)

資格:二級建築士・一級大工技能士・耐震診断士・既存住宅状況調査技術者・住宅省エネルギー施工技術者講習会修了   
        ・住宅省エネルギー設計技術者講習会修了・自立循環型住宅設計講習温暖地版修了・自立循環型住宅設計講習改修版修了

家づくりのモットー:自ら住みたくなるような家づくり・家直し

モノづくりのモットー:使いたいものを形に

メディア:建築知識ビルダーズ NO.47住宅トレンド解剖図巻に掲載