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住み心地-室内空気-健康住宅をつくる
空気の質
家は「カラダ」を休めるところ。
毎日帰宅たらゆっくりと時間を過ごしていただきたい。
日々時間に追われていると何も感じないと思いますが、
体調を崩すと・・・「このゆっくり過ごす時間」の大切さに
痛感させられます。
先日、久しぶりに体調を崩し、真っ先に行ったのは、「なるべく寝る時間を取る事」でした。
体調が悪くなったら、一番大切なことは、やはり「睡眠」と思い、
薬も飲まずにとにかく寝る時間が取れる限り、最大限に睡眠を取る。
動物が調子悪いと餌も食べずにじっと動かないのは
体調を自己治癒力で治しているということなので、人間も一緒。
早く治したいからついつい薬を飲みたくなる人もいると思いますが、
じっくり心身を休めて欲しいという、身体からの警笛だと思い、
私は、薬無しで体調が戻るまで体をじっくり休めさせます。
ここで大切なのは空気の質・・・
人は一日に約20㎏近くの空気を取り入れていて
一日の半分は家に居るとすると約10㎏は摂取していることになり
成人男性が摂る食事は約1.2㎏、水分約2.1リットルから比べると
かなりの量を摂取していることになります。
毎日吸っている何気ない空気ですが、
空気は、色も臭いも感じることは出来ないが
この空気の質によって睡眠の質も変わると私達は考えています。
人のカラダの仕組みは、ほとんど解明されておらず
鼻や口から摂り入れた空気がどのように人のカラダに影響があるのか
わからないという事もあり、どれまでが良いかなど判断できないので
ひとまず住む人にとって安全な素材をお勧めしています。
どのような素材がいいか
自然材工房では、健康という観点から左官仕上げの漆喰塗り仕上げを第一に考え
予算が無い時などは紙や和紙のクロスを、
でんぷん糊で張ることで、なるべく化学物質が少ない様に仕上げます。
要は、有害物質が出ないような材料で仕上げる事が重要で、
一番安い材料で仕上げた室内では、常に有害物質が揮発されていたり
冬場の暖房で室内が暖められるとさらに揮発するので、
これが人体への影響があると考えられますので
弊社では、このような素材をなるべく使わないように提案します。
また、紙クロスの上に塗る自然素材の塗料などもあり
部屋のイメージや予算・用途・目的に合わせて
新築のみならず。リフォーム・リノベーションも
健康住宅をつくる上で様々な方法から適切な仕上りを選んでいます。
また、工事完成後には室内空気測定も行っています。
↓リフォーム工事後に空気測定を行った模様のブログです。
自然材空間へ・・・空気測定-ブログ|自然材工房 (shizenzai-koubou.com)
健康な家づくりをするには
家族の健康を守る家づくりは、素材が一番重要です。
使う素材によって空気の質が全く違いますし、
家によって引き起こす健康被害は、今もあります。
気密・断熱・省エネも大切ですが、
これらは、健康には結びつかない・・・
健康は、「衣食住」がいかに自然に近づけるかが重要です。
これから家づくり・家直しをご検討されているの方で、
健康住宅にご興味ある方は、ご連絡ください。
コンセプトスタジオ【the organic base】のご案内
そんな、自然材の良さを感じられる、心地よい空間の弊社コンセプトルームに遊びに来ませんか。
【コンセプトスタジオ】
心育む丸ごと自然素材の空間
・断熱材:セルロースファイバー ウッドファイバー
・床:無垢杉板
・壁:木摺り+漆喰、石膏ボード+漆喰、石膏ボード+ウォーロ、杉板張り
・天井:杉板張り
場所:さいたま市中央区円阿弥6-4-10
見学希望される方は、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。
このブログを書いた人
有限会社安田工房 営業・設計・監理・大工 安田善行(1978年生まれ)
趣味:キャンプ・薪ストーブで火遊び・一人飲み・モノづくり・季節ごとの遊び
大工歴:23歳から
家族構成:妻(一緒に仕事している女性)、娘(テニスしている中学生)、息子(サッカーしている小学生)の4人家族
今できる幸動 ・仕事(モノづくり、最近は営業・設計・管理がほとんど、その前は大工工事から全て)
・地元消防団(最近は良いことで火事が無い)
・キャンプ(そろそろソロキャンプかな)
・家族旅行(年一回は知らない所に行きたい)
・食の大切さを伝える(自ら苦しい思いをしたので、興味ある人には伝えています)
・想像と考動(ひらめきを大切に・形に)
資格:二級建築士・一級大工技能士・耐震診断士・既存住宅状況調査技術者・住宅省エネルギー施工技術者講習会修了
・住宅省エネルギー設計技術者講習会修了・自立循環型住宅設計講習温暖地版修了・自立循環型住宅設計講習改修版修了
家づくりのモットー:自ら住みたくなるような家づくり・家直し
モノづくりのモットー:使いたいものを形に
メディア:建築知識ビルダーズ NO.47住宅トレンド解剖図巻に掲載