自然材工房 the organic base

ブログ

建築現場から

「柳崎の住まい」二階床張り【川口市新築工事】

一階と同じ八溝杉の床板厚さ30㎜

 

床板は、厚さ30㎜の床板を杉の無垢杉の荒板下地に直接張ります。

今一般的な15㎜の床板は、床鳴り防止やジョイントされている点や劣化対策で

合板を下地にして、その上に張ることが多いですが、

自然材工房の家では、暮らす人の健康を考え、

合板をなるべく少なくする考えと

一階では、ネタと呼ばれる材料に直接張りましたが

作業の安全性と、床面の剛性を考え、

ネタの上に杉板12㎜を張り、

その上に30㎜の床板を張っていきます。

 

無垢杉の荒板下地の様子のブログはこちら↓

「柳崎の住まい」二階床下地【川口市新築工事】-ブログ|自然材工房 (shizenzai-koubou.com)

 

無垢の板の上に杉の30㎜床板を張っている様子

二階杉の30㎜床板

 

無垢の床板を、一枚一枚丁寧に張っていくので気遣いなど大変な作業ですが、

手に持った感触や、切断した後の臭いや木くずや埃が

合板のフローリングに比べるとカラダの負担が少ない様に感じます。

 

この感覚が、住む人にもいい影響を与えてる材料だと思い、まずは無垢材の床板を提案しています。

 

夏場ベタつきが無いのと、冬場の冷体感が少ないのもこの杉材の良いところです。

 

デメリットは、キズが付きやすいところですかね。

これと同じものを、お寺やお城を見学するとよく見かけると思いますが、

劣化やキズではなく、経年変化による歴史と味わいと考えていただきたいですね。

 

自然材工房の家づくりに興味のある大工さん募集

自然材工房では、共に学び成長したい、大工さん・自然素材を扱う大工さんになりたい方・見習い大工さんを募集しております。

大工職は大変な部分もありますが、お客様に豊かな暮らしを提供できる良い職業です。

ご希望の方は、下記のいずれかの方法でお問い合わせください。

・HP内の問い合わせから お問合せ

・メールのお問い合わせ info@shizenzai-koubou.com

・電話のお問い合わせ 048-829-9239

・FAXのお問い合わせ 048-829-9308

 

コンセプトスタジオ【the organic base】のご案内

さいたま市の健康住宅
自然材でつくる家づくり【さいたま市工務店】
私達は、自然素材がもっている「質」を有効に使うことで得られる
「質のいい暮らしと空間」を提案指せていただいています。

そんな、自然材の良さを感じられる、心地よい空間の弊社コンセプトルームに遊びに来ませんか。

【コンセプトスタジオ】

心育む丸ごと自然素材の空間

・断熱材:セルロースファイバー ウッドファイバー

・床:無垢杉板

・壁:木摺り+漆喰、石膏ボード+漆喰、石膏ボード+ウォーロ、杉板張り

・天井:杉板張り

場所:さいたま市中央区円阿弥6-4-10

見学希望される方は、お問い合わせフォームよりご連絡をお願いします。

このブログを書いた人

 

有限会社安田工房 営業・設計・監理・大工 安田善行(1978年生まれ)

趣味:キャンプ・薪ストーブで火遊び・一人飲み・モノづくり・季節ごとの遊び

大工歴:23歳から

家族構成:妻(一緒に仕事している女性)、娘(テニスしている中学生)、息子(サッカーしている小学生)の4人家族

今できる幸動  ・仕事(モノづくり、最近は営業・設計・管理がほとんど、その前は大工工事から全て)   
        ・地元消防団(最近は良いことで火事が無い)
        ・キャンプ(そろそろソロキャンプかな)
        ・家族旅行(年一回は知らない所に行きたい)         
        ・食の大切さを伝える(自ら苦しい思いをしたので、興味ある人には伝えています)
        ・想像と考動(ひらめきを大切に・形に)

資格:二級建築士・一級大工技能士・耐震診断士・既存住宅状況調査技術者・住宅省エネルギー施工技術者講習会修了   
        ・住宅省エネルギー設計技術者講習会修了・自立循環型住宅設計講習温暖地版修了・自立循環型住宅設計講習改修版修了

家づくりのモットー:自ら住みたくなるような家づくり・家直し

モノづくりのモットー:使いたいものを形に

メディア:建築知識ビルダーズ NO.47住宅トレンド解剖図巻に掲載